Tuesday, December 25, 2007

プリンに醤油でウニになる

★★★☆
とってもいろものなタイトルですね。
いつだったか、テレビで森永卓郎教授が食べてみていたシーンを覚えています。
この本によればプリンと醤油だと安物のウニの味になるそうですが、ともかくプリンの味に含まれる卵の味と甘みと柔らかい口当たり自体、においを除けばわりとウニに似ているような気もします。

さて、この本は味覚センサーの本です。ついでににおいセンサーについても触れられています。味やにおいを物理的・化学的に識別する仕組みと装置を発明した顛末とその応用についての展望を語っている本です。味覚センサーを使って客観的に数量化した結果は人間の味の感覚とよく適合していて、逆にいえば味わったことのない味でも、味覚センサーで測定した結果をもとに味を云々することの妥当性を主張できるということになります。測定結果によれば、プリンと醤油の(配合の割合にもよるでしょうが)合わせた味はたしかにウニの味に近いということがわかるそうです。さらに、味覚センサで数量化した配合を人工的に再現することも可能になるので、将来は味覚センサーと味覚ディスプレイを組み合わせて時間や空間を超えて味の再現/通信ができるだろうということで、興味をかきたてられます。

付録にはいろいろな食品のテイストマップ(味の地図)がついています。日本酒・焼酎・ワインの味覚マップは飲み会に持っていくとメニューではわからない味で選べて便利そうです。

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